見守りシステム『みまワット』特許共同出願
電力使用量・スマートメーターで単身高齢者を見守り
──武蔵野大学──
2022年7月15日(金)
武蔵野大学工学部建築デザイン学科(東京都西東京市)の金 政秀教授は、電力使用量データをAIなどで分析する単身高齢者見守りシステム『みまワット』を開発。共同研究先と共に特許出願(2022年7月4日)したことを発表した。
『みまワット』の仕組みは、まず電力使用量データを読み込み、AI(機械学習)、Excelモデル(ルールベース)による分析を行い、熱中症、生活変調(睡眠)、異常値の推定を実行。いずれかの異常を検知した場合、アラートを検出し、安否確認の電話、アラート検出メール送信を該当者に行うというもの。必要に応じて、通知受取人(該当者の家族等)による状況確認、『JKK(東京都住宅供給公社)』と警察に連絡。単身高齢者の安全を確認することができるという。
「今後、東京都と連携しながら電力供給会社と協力することで、都営住宅を中心に広く本システムを普及する予定です——」としている。
詳細については下記関連URLを参照。 [みまもりプレス編集部]