『みるモニ』新たに「報知音」機能を搭載
家庭の「テレビ」を活用したシンプルな高齢者見守りサービス
──エヌエムエス──
2022年2月8日(火)
高齢者見守りサービス『みるモニ』(エヌエムエス:徳島市国府町)に搭載されている「テレビメッセージ機能」に、新たに「報知音機能」が追加された。(2021年12月より)
『みるモニ』は、家庭にあるテレビを使ったシンプルな高齢者見守りサービス。テレビの電源状況を定期的に検知することで、離れて暮らす家族の安否を手元のスマホで確認することができる。さらに『みるモニ』本体に内蔵された「温湿度センサー」によって室内の「暑さ指数」なども遠隔で確認できる。この際に『みるモニ』が熱中症の危険を察知すると、テレビ画面に「警告メッセージ」を表示し注意を喚起するが、今回この「警告メッセージ」に加えて「報知音」が鳴るように刷新された。
この機能は、地域自治体が発表する「緊急情報表示」としての応用も期待できる。例えば「土砂災害」や「大雨洪水」などに関する「緊急警戒情報」を、家庭のテレビに報知音ともに表示できるので、高齢者へのより確かな周知の一助となる。ちなみにテレビのスイッチがオフ(スタンバイ状態)でも、『みるモニ』がテレビをオンにして、画面を表示する。 同社(エヌエムエス)では、地域自治体への呼びかけも行い、現在も実証実験などが実施されている。
本サービスは初期費用も設置工事も不要で、4G回線を内蔵した『みるモニ』端末をテレビ横に設置するだけという手軽さが特徴。毎月額費用「2,600円(税別)」というシンプルなシステム(基本的に2年間契約)。見守る側は、スマホに専用アプリをインストールして、『みるモニ』から送信される「見守り情報」を確認する。
先述したテレビの電源状況や温湿度センサーによる情報とともに、人感センサーによる活動量グラフの確認、またオプションの「人感センサーユニット」との連携で、複数の部屋(例えば洗面所と寝室など)の活動状況をモニタリングすることもできる。 [みまもりプレス編集部]