シニア向け雑誌『ぐ〜す〜月刊とくし丸』新創刊
移動スーパーのネットワークを活用して高齢者の「孤独・孤立解消」目指す
──とくし丸──

2023年9月1日(金)
 移動スーパー『とくし丸』では(とくし丸/徳島県徳島市)では、新雑誌『ぐ〜す〜月刊とくし丸』を創刊した。シニア層を対象とした移動スーパーとして全国で展開する「1100台以上」のネットワークを活用して、高齢者の孤独感や孤立感の解消に役立つ媒体を目指すという。

 『とくし丸』は、買い物に困っている高齢者を中心に、食品や日用品を販売する「移動スーパー事業」を全国展開。現在は「141社」のスーパーと提携し、「1,133台」の移動スーパー『とくし丸』が稼働している。(2023年6月時点)

『とくし丸』では、各地域を訪れる「販売パートナー」が1台平均「150人」のユーザーに対し週2回程度訪問し販売を実施。2022年5月には1,000台を超え、「約17万人」を超えるユーザー全員と顔を合わせて会話ができるネットワークを保有しているという。

「この地域密着のネットワークを活かし、現場で活躍する販売パートナーや、各地のお客さま同士を繋ぎ、交流するきっかけを作りたいと考え、前職でタウン誌を発行していたとくし丸創業者の住友が中心となって、新たに高齢者向けの雑誌を創刊することになりました——(同社談)」

 主な読者層は「80歳前後」で、『とくし丸』の販売パートナーが車両に雑誌を積んで販売。提携スーパーでの店頭販売も行う見込みとのこと。

 記事内容については、販売パートナーが「記者」になって伝える各地の食に関する話題や読者から「お便り」を募集する川柳、俳優の中村敦夫さんが答えるお悩み相談コーナーなどに加え、「時事問題や高齢世代の性についても触れるなど、社会的なトピックスについても掲載を予定しています——(同社)」

 『とくし丸』利用者・読者・販売パートナー参加型の雑誌となることで地域や紙面内で交流が生まれ、「社会全体で課題になっている高齢者の孤立解消の一助となればと考えています——(同社)」

  発売日は偶数月1日。価格は280円(税込)としている。(同社リリース本文より引用)

(*)画像出典:『とくし丸/オイシックス・ラ・大地』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

◎関連URL:移動スーパー『とくし丸』/オイシックス・ラ・大地株式会社
https://www.tokushimaru.jp/

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