みまもりプレス

2021年4月1日(木)

福島県浪江町『みまもり電球』による高齢者見守り開始

自治体福祉業務にIoT電球を用いた見守りサービスを採用:浪江町社協

 浪江町社会福祉協議会(福島県双葉郡)とNTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)、NTTレゾナント(東京都港区)では、浪江町内において、通信SIMを内蔵した「IoT電球」とスマホアプリなどによる自治体向けの高齢者見守りサービス『みまもり電球』を開始する  。(2021年4月1日より)

 『みまもり電球』は、家の玄関やトイレなどに通常の電球と同じように取り付けるだけで、電球の点灯記録を、福祉担当職員のスマホなどに通知することができる。例えば、一人暮らしの高齢者の生活に異変がないかどうかを、プライバシーに配慮しながら、簡単にしかも安価に把握できるほか、複数の高齢者の状況を一元的にチェックすることもできるため、地域コミュニティの安心安全な暮らしの維持に活用することが可能と考えられている。

 『みまもり電球』の点灯記録が、自動でサーバーに蓄積。設置された『みまもり電球』が長時間消灯していた場合や、長時間点灯していた場合、スマホアプリやメールで浪江町社協の福祉担当者に通知が届くというしくみ。また、専用の管理画面で、点灯履歴一覧を閲覧することも可能だという。

 

 これにより、浪江町社協では一元的に複数の高齢者の生活や健康状況を推察することができるため「適切なタイミングでの訪問や電話連絡などに活用することができます──」としている。 【A.Yagisawa】




(※)画像出典:『浪江町社会福祉協議会(他)』プレスリリースより。
(ソース元:アットプレス)

【関連URL】
◎社会福祉法人 浪江町社会福祉協議会
https://schit.net/namieshakyo/

◎NTTコミュニケーションズ株式会社
https://www.ntt.com/index.html

◎NTTレゾナント株式会社
https://www.nttr.co.jp

 
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