みまもりプレス

2021年3月11日(木)

村内の個店を「コミュニティ通貨」でPR

人口約900人の村「岡山県新庄村」に電子地域通貨『まちのコイン』導入:カヤック

 人口約900人の村「岡山県新庄村」に、コミュニティ通貨(電子地域通貨)サービス『まちのコイン』(提供/カヤック:神奈川県鎌倉市)が導入されることとなった。

 『まちのコイン』は使えば使うほど、人と人が仲良くなるコミュニティ通貨(電子地域通貨)サービス。本通貨を活用することで、 地域内外の人のつながりをつくり、 良好な地域コミュニティ形成が期待できるとされており、2019年9月に神奈川県『SDGsつながりポイント事業』で採択されて以来、福岡県八女市など8つの地域で活用されているという。

 その仕組みは、まず『まちのコイン』アプリをダウンロード。QRコードを介し、ポイントを獲得する。ユーザーは「地域活動」などに参加するとポイントを獲得することができる。獲得したポイントは加盟店等で利用できるというもの。円に換金することはできず、ポイントは発行から最大180日で利用できなくなるという流れ。

 今回新たに『まちのコイン』が導入される新庄村は、夏の昼と夜との温度差が激しく、美味しい餅米の生産に最も適した気候条件で、村全域で生産されいるのが「ヒメノモチ」 だという。そこで、通貨名には、この村を代表する特産物の名前と、「きもちをつないでにぎわうふるさと」のテーマにある「きもち」から『もちん』になったとのこと。

 「人と人、人と店をつなげる『まちのコイン』により、転入者を含めた住民の結束を高めると共に、商店の認知度を上げ、地域内の経済循環を高めることを期待しています──(カヤック)」。

 詳細は『まちのコイン』公式サイトを参照。 【A.Yagisawa】




(※)画像出典:『カヤック』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎コミュニティ通貨(電子地域通貨)サービス『まちのコイン』
https://coin.machino.co/regions/shinjo

 
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