オイシックス・ラ・大地（東京都品川区）の連結子会社である、とくし丸（徳島県徳島市）ではこのほど、沖縄県那覇市においてリウボウストア『⼩禄宮城店1号⾞』が開業し、これによって「全国47都道府県」で稼働を開始したことを発表した。

　移動スーパー事業を展開するとくし丸は、「買い物難民」を支援するため2012年に設立され、2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり事業を推進してきた。

　とくし丸と提携する地域の「SM（スーパーマーケット）」と契約した販売パートナーと呼ばれるオーナー経営者（個人事業主）が地域の提携SMの商品を選りすぐり、「約400品目・1200点」の商品を冷蔵機能を備えた軽車両に積み込み、各エリアを巡回し商品を販売するという仕組み。売れ残った商品は「SM」店頭に戻して販売できるため「食品ロスの心配もない──」としている。

　また、地域の自治体や警察署と「見守り協定」を結び、地域のユーザーに病気の兆候があった場合などは地域包括センター等に連絡、詐欺事件防⽌などの観点より地域の安全も見守ると役目も担う。

　今回の那覇市での開業によって、47都道府県で「626台」が稼働中とのこと。（2020年10月28日時点） 【A.Yagisawa】

（※）画像出典：『オイシックス・ラ・大地』プレスリリースより。
（ソース元：PR TIMES）

【関連URL】
◎株式会社とくし丸
https://www.tokushimaru.jp/

◎オイシックス・ラ・大地株式会社
https://www.oisixradaichi.co.jp