みまもりプレス

2020年7月31日(金)

米国発見守りセンサー『Tellus』介護保険対象に

認知症老人徘徊感知器の福祉用具として:レーダー技術で遠隔見守り

 米国サンフランシスコ発の Tellus You Care, Inc. (日本法人/東京都渋谷区)では、同社が開発した見守りセンサー『Tellus(テラス)』が日本の介護保険制度における、「福祉用具の貸与認定」を受けたことを発表した。

 

 『Tellus』は、身体に装着せずに「心拍数、呼吸、睡眠、転倒」などをモニタリングするデバイス。主に高齢者介護での活用が見込まれ、既に日本国内の多くの施設で実証実験を繰り返されてきたという。

 挙げられている大きな特徴としては、「レーダー技術」を使っているため、カメラやマイクなどの機器を体に装着する必要がないという点。また、手のひらサイズのデバイスを壁に設置して電源につなぐだけで、部屋にいる人の動きを検知し始めるという手軽さも注目されているところ。さらに徘徊など、異変をメールで通知してくれる機能も。

 このほど本製品は「要介護者等の日常生活の便宜を図るための用具」として認定され、利用者は介護保険の補助を受けて、費用の1割~3割の自己負担(所得に応じて変動)で『Tellus』をレンタルすることが可能となった。 【A.Yagisawa】




(※)画像出典:『Tellus You Care, Inc.』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
Tellus You Care 合同会社(日本法人)
https://tellusyoucare.com

◎公益財団法人テクノエイド協会
http://www.techno-aids.or.jp

 
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