みまもりプレス

2020年6月12日(金)

高齢者の施設内転倒を見守る「AI」の目

『ヤモリン転倒検知システム』販売開始:mtes Neural Networks

 AI、IoT技術開発の mtes Neural Networks(エムテス ニューラル ネットワークス/東京都品川区)では、AIカメラを使って人の転倒を検知する『ヤモリン転倒検知システム』を開発した。

 本システムは、画像分析機能を備えたAIカメラが「半径10メートル、約120度」の範囲で人の転倒を検知し、LINEやslackに通知するというもの。

 同社では「本システムを活用することで、医療や介護施設などで起きる高齢者の転倒事故を直ちに検知することが可能となる──」としたうえで、「慢性化する人手不足やコロナ禍による対人接触の制限などで不安視される現場崩壊を防ぐことにつながります。6月から販売を始め、価格はAIカメラ1台あたり月額2500円を予定しています。初年度に3万台の導入を目指しています──」とする。

 また、並行して同社では(株)関東サンガが運営する有料老人ホーム『あきる野翔裕館』(東京都あきる野市)にAIカメラ4台を導入し、5日から実証試験を始めたとのこと。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『mtes Neural Networks』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎mtes Neural Networks株式会社
https://www.mtesnn.jp/

 
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