みまもりプレス

2021年4月6日(火)

遺された「デジタルデータ」の整理・復旧サービスを提供

AOSデータが遺品整理のアールキューブと一部業務提携を発表

 データアセットマネジメント事業を手がけるAOSデータ(東京都港区)では、遺品整理業などを展開するアールキューブ(東京都大田区)のあんしんネット事業部と、『デジタル遺品復旧・整理サービス』に関しての業務提携を発表した。

 『デジタル遺品復旧・整理サービス』では、故人が残したデジタル遺品に眠る生前の記録を復旧、整理する。

 思い出の写真や動画データ、アドレス帳や、メールの履歴など、さまざまなデータがデジタル遺品の中には残っているもの。しかし、デジタル機器の故障等により、「残っているはずのデータが消失している場合もある──」とし、そのような場合にも『デジタル遺品復旧』で、故人のデータを取り戻すことが可能なのだという。

 「また、デジタル機器を整理する場合には、ただ廃棄するだけではさまざまなリスクがあります。残された家族にとって、心とともにこれからを整理することが大切です。廃棄するデジタル機器についても情報漏えいの心配がない形で、専門知識を持つ技術者が安全に処理します──」(同社)

 かつては、日記や、通帳、手紙など、紙に残されたさまざまな情報や、プリントされた写真、衣服など、故人が生前に使っていた思い出の品が「遺品」の代表格であったが、現在では、パソコン、スマホ、デジカメ、ビデオカメラの中に残された写真や動画データ、アドレス帳やメールなど、デジタルデータに、多くの思い出や故人の重要情報が残されているのだという。しかし、古い鍵のなくなった金庫に入った遺品のように、デジタル遺品は、そのままでは、取り出すことが困難な場合も多いとし、同社では「故人の大切な思い出や生前の記録を取り戻すためには、高度なデータ復旧技術が必要となります──」としている。 【A.Yagisawa】






(※)画像出典:『AOSデータ』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎『デジタル遺品復旧・整理サービス』
https://data119.jp/ihin

◎AOSデータ株式会社
https://www.aosdata.co.jp

◎アールキューブ株式会社
http://www.r-cube.co.jp/index.html

 
ページのトップへ戻る