みまもりプレス

2020年9月17日(木)

介護・認知症について考える絵本『おばあちゃんの おうち』

全国の小学校・図書館・児童館や幼稚園・保育園などへの寄贈も:学研HLD

 メディカル・ケア・サービス(さいたま市)では、認知症とその介護についての理解を深めてもらうことを目的としたオリジナル絵本『おばあちゃんの おうち』(発行元:学研プラス)の監修を担当。

 絵本『おばあちゃんの おうち』は、主人公の女の子が大好きなおばあちゃんとの関わりの中で、認知症のこと、グループホームでの暮らし、介護士の存在を知り、その重要性を理解していくというもので、主人公の女の子と一緒に、読者である子どもたちや保護者が認知症介護の様子や大切さを知ることができるという内容となっている。

 同社は、1999年に埼玉県で創業以来、一貫して「認知症ケア」を専門とし、認知症の緩和や改善に向けて取り組んできたとし、「現在では、グループホームの運営居室数が日本一の実績を誇り、全国300か所以上で介護事業所を展開しています──」としている。

 高齢化に伴い、認知症への社会的関心が高まるなか、「認知症に対しては、正しく理解されていない現状があります。子どもたちにとって『認知症』は、まだ身近ではないテーマですが、今回の絵本を通して、大人だけでなく、子どもたちにも認知症やグループホームの様子を正しく理解いただくことで、誰もが暮らしやすい環境や社会になってほしいという思いで、監修しています──」とし、本書の意義を語る。

 この絵本は、同社グループ会社の学研ホールディングによって、全国の公立小学校・図書館・児童館や幼稚園・保育園など、約2万8,000ヵ所に寄贈されるという。【A.Yagisawa】





(※)画像出典:『学研HLD』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎メディカル・ケア・サービス株式会社
https://www.mcsg.co.jp

◎株式会社学研ホールディングス
https://ghd.gakken.co.jp

 
ページのトップへ戻る