みまもりプレス

2020年9月4日(金)

高齢家族のためのカーライフを考える

『免許返納シミュレーター』家族の意思決定支える一助に:リクシス

 リクシス(東京都港区)では、高齢になった家族の「運転免許返納」の必要性や安全な運転生活を支えるための手段を具体的に検討できるサービス『免許返納シミュレーター』をリリースした。

 このシミュレーターは高齢者本人ではなく、その家族がチェックリストに沿って「3ステップ」の回答をするだけで、免許返納に伴う課題を解決したり、運転を継続する場合でも、安全な運転生活を続けるための具体的なソリューションが発見できる──というツールになっているという。

 免許返納後に生活を支える「代替交通手段」が十分に整っていないことなどから、基本生活の維持のためにほとんどの高齢ドライバーが運転を継続せざるをえないことや、また仮に運転を止められる環境だったとしても、運転をやめることでかえって介護や認知症のリスクが加速するという研究結果も出ているなど、「免許返納の選択」が簡単には判断しづらい実態がある。

 そんな中で同社は「これから日本が突き進む超高齢社会においては免許返納問題にとどまらず、様々な問題において高齢者自身が豊かな生活を継続できることが最も大切だと考えており、そうした生活を選択・継続することができるためのサービスを模索、提供し続けて参りました──」としたうえで、「単に免許を返納することを促すためのツールではなく、シミュレーターを通して現状を把握していただき、対応策を知っていただくことで、ご家族の安全・安心のために『具体的に今できること』をご家族の中で考え、話し、決めていっていただくためのツールとしてご活用いただくことを目的としております──」とし、今サービスリリースの意義を唱えている。 【A.Yagisawa】






(※)画像出典:『リクシス』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎【免許返納シミュレーターについて】
https://driver-license.lyxis.com/

◎株式会社リクシス
https://www.lyxis.com

 
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