みまもりプレス

2020年8月7日(金)

宮城県大河原町で「IoT電球」見守り実証実験

『goo of thingsでんきゅう』活用し高齢者の安否確認など見守り:NTTレゾナント

 NTTレゾナント(東京都港区)では、宮城県柴田郡大河原町(庁舎:)とともに『goo of thingsでんきゅう』を用いた実証実験を開始した。

 『goo of thingsでんきゅう』は、gooのIoTサービス『goo of things』の機能のひとつで、通信SIMを内蔵したLED電球(=IoT電球)を用いた高齢者向け見守りサービス。

 今回の実証実験では、gooが大河原町在住の高齢者宅に「IoT電球」を無償で提供。高齢者宅に設置されたIoT電球から電球のON情報を受信し、行政職員・家族のスマホなどに通知する。「これにより、行政職員や家族は、高齢者の生活状況などを日々確認できるため、効率的な見守りが実現します──」としている。

 大河原町では、町内で進行している高齢化に対し、地域の見守り体制の構築を進めていたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、近隣住民や民生委員による安否確認などに制限を受ける状況にある。「さらに、県をまたぐ移動もままならないため、県外に住む家族にとっても、高齢者の安否確認に不安を抱えていると考えています──」とするgoo。

 そこで今回、このような現状に対して、高齢者と家族、行政職員をつなぎ、効率的かつ非対面の安否確認が叶う新たな仕組みとして『goo of thingsでんきゅう』の活用を提案。この実証実験では、大河原町とgooが協力して、高齢者・家族・行政職員の3者間で見守りサービスの利用実態調査と効果測定を実施。将来的には、町内在住の高齢住民の暮らしを支える仕組みとして、『goo of thingsでんきゅう』の本格導入に向けて検討していく予定しているという。 【A.Yagisawa】




(※)画像出典:『NTTレゾナント』プレスリリースより。
(ソース元:共同通信PRワイヤー)

【関連URL】
◎『goo of thingsでんきゅう』
https://product.goo.ne.jp/got/denkyu/

◎NTTレゾナント株式会社
https://www.nttr.co.jp

 
ページのトップへ戻る