2020年8月4日(火)
『おかえりQR』がクラファンプロジェクト進行中
『ご当地キャラクターデザイン版』で地域への定着を計画:昭文社HLD
2020年8月4日(火)
『おかえりQR』がクラファンプロジェクト進行中
『ご当地キャラクターデザイン版』で地域への定着を計画:昭文社HLD
道路地図『スーパーマップル』やガイドブック『まっぷる』『ことりっぷ』などで知られる昭⽂社ホールディングス(東京都千代⽥区) とその⼦会社マップル(千代⽥区麹町)では、現在提供中の『おかえりQR』の「ご当地キャラクターデザイン版」を制作して『認知症の人と家族の会』へ寄贈するプロジェクトを立ち上げた。
クラウドファンディングサービス『READYFOR』を活用して、制作費の寄付募集を開始。目標金額の「135万円」を目指して9月上旬まで寄付を募る。
『おかえりQR』は、「シールとQRコード」が一体になった商材で、道に迷う心配のある高齢者や児童をはじめ、ペット、遺失物等にも対応した「早期発見支援サービス」。たとえば、『おかえりQR』シールを道に迷ってしまう心配のある高齢者や児童など、「見守りたい人」の持ち物などに貼り、シールに記載された「ID番号」とメールアドレスを事前に登録しておく。
もし、見守り対象者が道に迷ってしまった場合、発見してくれた人が「QRコード」をスマホで読み込み、簡単な入力を行うだけで、その家族に現在の状況や発見場所の「位置情報」などを通知することができるというもの。(通知の際のそれぞれの個人情報は保護される工夫もなされている)
2019年の認知症由来の行方不明者数は1万7,500人近くに上り(警察庁2020年7月2日時点発表)、年々増加傾向にあるという背景を踏まえ、今回のプロジェクト発足にあたって同社では「認知症の方を見守っていく『おかえりQR』の存在が認知症の方の緊急連絡先につながっているものだと、地域でもっと認知していただき、当事者・当事者家族だけでなく、みんながおかえりQRの存在を認識できるインフラとして定着させるためには、さらなる展開が必要です──」としたうえで、「今回、地域ごとにおかえりQRを定着させていくためのステップとして、各都道府県ご当地のキャラクターを活用したデザイン版を制作しようと思います。ぜひ、皆様にお力添えをお願いしたいと考えております──(おかえりQR事業推進課・池田有作課長)」とし、多くの人に『おかえりQR』が認知されることの重要性を強調した。
プロジェクトの公開期日は「2020年9月10日(木)」まで。 【A.Yagisawa】
(下画像は、各地「ご当地キャラクター」をデザインしたイメージサンプル画像)
(※)画像出典:『昭文社HLD』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)
【関連URL】
◎プロジェクト詳細:地域で見守る安心感。認知症の方に寄り添う<おかえりQR>を
https://readyfor.jp/projects/okaeriqr
◎『おかえりQR』公式サイト
https://www.mapple-search.biz/
◎株式会社昭文社ホールディングス
https://www.mapple.co.jp