みまもりプレス

2020年7月7日(火)

早期発見支援ツール『おかえりQR』に新機能

災害発生時などでの「安否確認」対応が可能に:昭文社HLD

 道路地図『スーパーマップル』やガイドブック『まっぷる』『ことりっぷ』などで知られる昭⽂社ホールディングス(東京都千代⽥区) とその⼦会社マップル(千代⽥区麹町)では、現在提供中の『おかえりQR』に更なる改良を加え、災害発生時に児童や高齢者など家族の安否確認にも対応できる機能を追加した。

 『おかえりQR』は、「シールとQRコード」が一体になった商材で、道に迷う心配のある高齢者や児童をはじめ、ペット、遺失物等にも対応した「早期発見支援サービス」。たとえば、『おかえりQR』シールを道に迷ってしまう心配のある高齢者や児童など、「見守りたい人」の持ち物などに貼り、シールに記載された「ID番号」とメールアドレスを事前に登録しておく。

 もし、見守り対象者が道に迷ってしまった場合、発見してくれた人が「QRコード」をスマホで読み込み、簡単な入力を行うだけで、その家族に現在の状況や発見場所の「位置情報」などを通知することができるというもの。(通知の際のそれぞれの個人情報は保護される工夫もなされている)

 今回の改良では、『おかえりQR』シールを読み取った後に案内される画面で、従来の「迷子を発見しました」「落し物を発見しました」という項目に加え、新カテゴリー「災害時の安否確認をします」が追加された。

 たとえば、児童が台風や大雨・地震等により、学校や自宅から避難場所へ移動した際など、避難所での発見者(係員や知人など)が児童の持ち物に貼られた『おかえりQR』のコードを読み取り、現在の状況を、文字・避難場所の地図・画像などで送信。その安否確認メールが保護者が登録したメールアドレスに届く──という流れ。

 もちろん、発見者に家族のメールアドレスが開示されることもなく、発見者の個人情報登録も不要。「個人情報のやりとりのない仕組みによって、安心して利用することができます──」としている。

 「今回の強化は、近年の災害の発生状況、および新型コロナウイルス感染症の影響により、避難時の安否確認サービスの必要性が高まっていると考え、実施いたしました──」(昭文社HLD)

 『おかえりQR』はAmazonや楽天などのECサイトで購入できる。 【A.Yagisawa】






(※)画像出典:『昭文社ホールディングス』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎『おかえりQR』公式サイト
https://www.mapple-search.biz/

◎株式会社昭文社ホールディングス
https://www.mapple.co.jp

 
ページのトップへ戻る