みまもりプレス

2020年5月28日(木)

「自律走行型ロボ」が施設内を効率的に除菌

自動駆けつけ介護ロボ『SOWAN』に除菌消臭液の噴霧機能を追加搭載

 高山商事(愛知県名古屋市)では、同社が取り扱う自動駆けつけ介護ロボット『SOWAN(ソワン)』に、「除菌消臭液の噴霧機能」を新たに追加した。

 自動駆けつけ介護ロボット『SOWAN』は、同社とテムザック(福岡県宗像市)の共同開発によって2019年に誕生した自律走行型の介護ロボット。

 利用者のバイタルデータを見守りながら建物内を自動巡回し、異常時にはその場へ駆けつけ、状況を映像で職員へ伝えるとともに記録を残すなどの役割を果たす。巡回中は、顔認証による声掛け、転倒者検知、自動充電など、利用者に寄り添いながらサポートするさまざまな機能も備える。

 このほど、新たなオプションとして搭載された「除菌消臭液の噴霧機能」は、新型コロナウイルス感染防止対策の一環によるもの。高山商事では「介護職員に代わり、広い施設内を最小限の装備で効率的に除菌して回ることで、感染リスクを低減することが期待されています──」としている。

 本機能は『SOWAN』を先行導入している住居型有料老人ホーム『シルバーマンション キリン愛西』にて感染症対策としてすでに活用されているという。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『高山商事』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
株式会社高山商事
https://takayama-co.com

◎株式会社テムザック
http://www.tmsuk.co.jp

 
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