みまもりプレス

2020年4月21日(火)

介護施設の負担軽減狙いシステムの一部を無償提供

ビーコンの見守りサービス『施設360°』で支援表明:ジョージ・アンド・ショーン

 見守りタグ兼アプリの『biblle(ビブル)』の開発・販売などを手がけるジョージ・アンド・ショーン(東京都渋谷区)では、高齢者施設内見守りサービス『施設360°(シセツ・サンロクマル)』の、「無償提供の予約受付」を開始した。本サービスの無償提供は6月1日(月)より順次開始され、当面の間実施されるという。

 高齢者施設内見守りサービス『施設360°(シセツ・サンロクマル)』とは、ビーコンタグ(見守り端末)『biblle』を活用したもので、高齢者施設に従事する職員の「対面業務」を最小限にとどめて、さらに「施設内入居者同士」の接触の管理もできる位置情報の把握に特化したサービスで、このほど、新型コロナウィルスの感染拡大防止の支援と医療従事者の業務サポート支援として実施される。

 例えばWebアプリケーションによって、パソコンやスマホの画面上に施設内入居者やスタッフの位置情報を表示。フロアマップでは、誰がどこにいるのかを把握することができる。また、「外出検知機能」で、特定の入居者が外出する際に、施設の担当スタッフにアラートが発行されるなどの設定もできるという。

 さらに、日常の生活習慣データから移動量を把握。施設内入居者の行動量の平均値を出すことによって、それぞれの「行動量の変化」などの把握にもつなげられるとする。

 本サービスは現在「ベータ版」であり、約2年間の開発期間と、1年間の高齢者施設(聖隷福祉事業団 藤沢エデンの園 一番館/神奈川県藤沢市)などでのフィールド試験を経て、新たにベータ版サービスとして提供予定されていたものだという。

 今回の無償提供に伴う詳細は、下記「公式サイト」を参照。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『ジョージ・アンド・ショーン』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎高齢者施設内見守りサービス『施設360°』公式サイト
https://george-shaun.com/service/biblle-alliance/shisetsu360/

◎ジョージ・アンド・ショーン株式会社
https://george-shaun.com/

 
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