みまもりプレス

2020年2月26日(水)

認知症が原因の行方不明者を探し出すために

スマホアプリ開発企業が新しいアプリ開発を発表:リコジェ

 スマホアプリ開発などを手がける株式会社リコジェ(茨城県牛久市)では、認知症などの見当識障害によって、外出先での居場所が特定できなくなった人などを探すサポートに活用可能なアプリの開発開始を発表した。

 ベースとなるのは、すでに同社が開発・運用しているスマホアプリ『リコジェ』。このアプリは、全国各地の法人からの大切な情報の提供や、防災行政無線などで報知される地域情報などを伝えるためのものだが、この機能をさらに「生活の安心と安全」に寄与するためのバージョンとして絞りこんだアプリ『オレンジリコジェ』開発の検討を進めているとしている。

 

『オレンジリコジェ』は、ベースとなる『リコジェ』をもとに開発され 、地方自治体の法人番号を活用して、アプリの利用者に全国の地方自治体別にプッシュ通知することで、「行方不明者探索」をサポートすることなどを目指す。「法人に付与される法人番号は国税庁が管理する番号で、利活用に制限のない番号です──(リコジェ)」。また、同社では「認知症徘徊者探索情報提供機能(防災行政無線などで報知される範囲の情報提供)と、リコール情報提供機能とをもつ、生活の安心と安全に寄与するアプリのバージョン(オレンジリコジェ)を提供できるよう検討を進めてまいります──」としている。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『リコジェ』公式サイトより。

【関連URL】
◎株式会社リコジェ
https://recorge-system.jp/

 
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