みまもりプレス

2020年2月7日(金)

『ハイスピード離床センサー』施設負担軽減目指す

容易に設置と移動ができる「スティック型形状」を採用:グローバル電子

 グローバル電子(東京都新宿区)では、介護・福祉施設向けの新たな見守りシステム「ナーシングガードシリーズ『ハイスピード離床センサー』と『多機能介護マットレス』」を発売する。(2020年7月を予定)本製品は同社と、同社の製造子会社であるグローバルマイクロニクスが開発。2月12日〜14 日の日程で開催される『CareTEX2020』(東京ビッグサイト)に出展し、発売後の優先納品につながる「先行見積予約」などを受け付けるという。

 『ハイスピード離床センサー』は、従来の「離床検知マット」や「端座位センサー」の接触時の違和感や故障などの問題を解決し、現状設備に簡単に導入したいという現場ニーズに応えるため、容易に設置と移動ができる「スティック型形状」が採用されたのだという。(「これまでにはないコンセプトの製品です——」とする同社)

 性能面では、同社グループが開発製造している省エネ用の「次世代人検知センサー」の技術を活用されて、独自のアルゴリズムで高速検知を実現。「高価な赤外線カメラやプライバシー上の懸念があるカメラを利用せずに、床上(ベッド上)と足元(ベッドサイド)を2つのセンサーでセンシングし、臥位、座位、端座位、離床、不在に加え、転倒、転落などの危険な状態を素早く検出し、介護者に必要な情報を通知することが可能です——(同社)」

 また、同シリーズにはセンサーからの情報をPCやスマホなどでリアルタイムにモニタリングできる専用「見守りアプリ」も用意されており、離床センサーからの離床状況と体動センサーからの心拍と呼吸数を離れた場所からの見守ることができるとする。さらに、日立システムズ『福祉の森』見守りシステムとの連携も可能とのこと。 【A.Yagisawa】



(※)画像出典:『グローバル電子』プレスリリースより。
(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎CareTEX:同社の展示詳細
https://www.gec-tokyo.co.jp/Z4L

◎グローバル電子グループ 
https://www.global-electronics.info/

◎東京CareTEX2020
http://caretex.jp

 
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