みまもりプレス

2019年7月4日(木)

多様な見守りセンサーをワンパッケージに

見守りサービスのトータルプラットフォーム『eMamo』提供開始:リンクジャパン

 リンクジャパン(東京都港区)では、「AIとIoTで実現する次世代見守りサービス」と銘打った『eMamo(イーマモ)』の提供をスタートする。『eMamo』は「見守りサービスのトータルプラットフォーム」として、超高齢社会問題に伴う介護職の人材不足、介護施設の不足、孤独死を解決するべく開発されたもの。

 同社ではソリューションのカギを握るものとして「見守りセンサー」に着目。これまで単一製品や単一サービスが主流だった多種多様な「見守りセンサーサービス」を、「ひとつの見守りプラットフォーム」として統合し、トータルパッケージ化を実現した。

 例えば「心拍、呼吸、離床、温度、湿度、トイレ回数、転倒、体温、ドア開閉」など様々な高精度センサーがワンパッケージで提供される。それぞれのセンサーは被介護者に合わせてカスタマイズすることも可能という。また、「他社IoT製品との連携も可能」であったり、 「1人1ヵ月1,000円~」という安価な利用料設定も注目すべき点。

 本サービスの開発背景には、同社代表の河千泰 進一(かちやすしんいち)氏が、自身の母親が介護現場に携わっていることから、その激務ぶり、離職率の高さ、残った職員の勤務環境の悪化による負担増という悪循環などをつぶさに目撃していたことがあるという。

 そして「この状況は日本中の介護現場の実情である──」と強い問題意識を持った河千泰氏が、3年前に構想したのがこの次世代見守りサービスの『eMamo』だったのだという。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『リンクジャパン』プレスリリースより。(ソース元:アットプレス)

関連URL
◎株式会社リンクジャパン
https://linkjapan.co.jp/

◎CareTEX福岡2019
特別専門展「第2回 見守りシステム福岡」
リンクジャパン出展ページ
http://caretex.one/mimamori-fukuoka/1118

 
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