セコム（東京都渋谷区）は、同社では初となる「工事不要で利用可能」な救急時対応サービス『セコムみまもりホン』の販売を開始した。

　セコムではこれまで、『セコム・ホームセキュリティ』のオプションとして、救急通報や健康相談などの高齢者本人に向けたサービスを提供してきたが、増え続ける独居高齢者や老々世帯、また高齢家族と離れて暮らす親族による「見守り」への関心が高まっていることをうけ、『ホームセキュリティ』の本契約がなくとも利用できる、「工事不要の見守り新サービス」の提供をスタートさせた。

　『セコムみまもりホン』は、auの携帯端末『mamorino（マモリーノ）5』をベースとしたセコムの専用端末。緊急時には端末の「ストラップ」を引っ張るだけで、セコムへ救急信号が送信される。端末への確認連絡と併せて、状況に応じてセコムの緊急対処員の「駆けつけ」や、「119番通報」がなされる。

　このほか、一定時間ボタン操作がされない場合には、登録先へ「安否確認メール」が自動送信される機能や、GPS搭載だから居場所検知もできる。もちろん携帯電話（au）としても活用できるし、その通話機能でセコムの看護師に、体調や健康について「24時間365日」相談できるサービスも付いている。【A.Yagisawa】

（※）画像出典『セコム』プレスリリースより。（ソース元：PR TIMES）

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