みまもりプレス

2019年4月4日(木)

社員の「業務用スマホ」に見守りアプリを搭載

全国店舗網と約3,200台のスマホで見守り活動に参加:東急リバブル

 東急リバブル(東京都渋谷区)では、株式会社otta(オッタ/福岡県福岡市)が提供している「IoT見守りサービス」の基地局として、本サービス提供エリア内の店舗と、同社社員に支給されている「約3,200台」のスマートフォンを活用した「見守り活動」を開始した(2019年4月1日より)。

 「otta」が展開している見守りサービスは、子供や高齢者の位置情報履歴を、スマホアプリやメールを通じて保護者へ伝えるというもの。見守られる子供や高齢者が、専用の端末を身につけて外出することで、その端末が発する電波を施設や店舗などの固定型基地局、または専用アプリをインストールしたスマホでキャッチすることで、現在の位置情報や行動履歴を把握できるという仕組みになっている。

 つまりこの「電波をキャッチする基地局が多ければ多いほど、安定した位置情報の把握=見守りが可能になる」ということ。

 同社では、「全国展開の店舗網」という強みを生かして「otta見守りサービス」の基地局として活用するとともに、同社社員が業務で使用している「約3,200台」のスマホに専用アプリをインストールすることで、それを持つ社員も「見守り網」として参加協力することになる。
(2019年3月現在での提供エリアは次のとおり:渋谷区・世田谷区・府中市・春日部市・市川市・箕面市・四條畷市:この他のエリアでも順次拡大を図るとのこと)

 本件の発表で東急リバブルでは「地域の子供や高齢者の見守り活動に貢献してまいります」(同社リリース本文より)としている。

 今回の取り組みの他にも同社では、子供たちが身に危険を感じた時に、緊急避難場所として駆け込める路面店舗を提供する『こども110番』の展開や、東京都や川崎市との間で高齢者などを見守る「地域づくり協定」を結ぶなど、積極的な見守り活動に取り組んでいる。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『東急リバブル』プレスリリースより。(ソース元:アットプレス)

【関連URL】
◎東急リバブル株式会社
https://www.livable.co.jp

◎株式会社otta
https://otta.co.jp

 
ページのトップへ戻る