みまもりプレス

2019年3月18日(月)

自動車内での「子供の置き去り」などを検知

『呼吸時体動検知センサー』を開発:オムロン オートモーティブエレクトロニクス

 オムロン オートモーティブエレクトロニクス(愛知県小牧市)では、自動車内への子供やペットの置き去り防止を可能とする『呼吸時体動検知センサー』を開発した。生体が呼吸する際に発生する胸の動きを電波で捉えることで、自動車内における「乗員の存在」をより正確に検知するというもの。

 従来の超音波式と比較してより微小な体の動きを捉える技術により、「熟睡した子供」など、体の動きが少ない対象をより正確に検知することができるという。

 例えば、本センサーと『ドライバー見守り車載センサー』(2017年発表)を組み合わせることで、子供やペット、さらに意識を失った大人など、「自力で車外に出られない対象」だけを検知して、必要な場合にのみ警報を発するシステムを構築することが可能としている。

 同社では、2019年秋に自動車メーカー各社へ『呼吸時体動検知センサー』のサンプル提供を開始。2021年末の量産化を目指す。同社はオムロン(京都市下京区)の子会社として車載事業を担っている。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『オムロン』プレスリリースより。(ソース元:共同通信PRワイヤー)

【関連URL】
◎オムロン オートモーティブエレクトロニクス株式会社
https://www.oae.omron.co.jp

◎オムロン株式会社
https://www.omron.co.jp

 
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