「初期費用なし・月額300円」から始めることができるスマートロック『bitlock LITE（ビットロック ライト）』が2019年4月より発売される。キーテクノロジースタートアップのビットキー（東京都中央区）より。発売に先駆けて、クラウドファンディングプラットフォーム『Makuake』にて先行予約を受付中。

　スマホや専用ボタンで扉の鍵を開閉できる機能に加えて、「人・時間・空間を柔軟に指定できる鍵=bitkey（ビットキー）の機能により、非常に汎用性が高いながらも、安全な鍵の開閉を可能にしています」と同社。（ビットキー）

　スマホを持っていないシニアや子ども向けには、専用デバイスの『bit button（ビットボタン）』が用意されている。もしも『bit button』を失くしてしまったときなども、アプリからそのボタンを使えなくすることもできるので安心。スマホをカバンにいれておくだけで扉の開閉が可能な『手ぶら解錠』機能も搭載。

　また、スマホアプリから「入室履歴」が確認できるので、「子どもが家に帰ったか」の確認ができ、見守りにも活用できる。

　装着方法も簡便で特殊な工事は要さず、『bitlock』を自宅のドアに装着（既存の鍵のサムターン部分にかぶせるように貼り付け）、アプリをインストールするだけ。セットアップが５分程度で完了するというのも特徴。

　「これまで、スマートロックは買い切りタイプが多く、通常数万円かかるため、導入に障壁がありました──」と同社。

　「初期費用なし・月額300円〜」という鍵のサブスクリプションモデルの実現により、人々の暮らしを助けるインフラとして利用されることを目指すとしている。今後は、住宅だけではなく、ホテルなどの宿泊施設、貸し会議室、オフィスなどとの連携も進めるという。 【A.Yagisawa】

（※）画像出典『ビットキー』プレスリリースより。（ソース元：PR TIMES）

【関連URL】
◎クラウドファンディング『bitlock』プロジェクト
https://www.makuake.com/project/bitlock/

◎株式会社ビットキー
https://bitkey.co.jp/