みまもりプレス

2019年3月12日(火)

「照明器具」で見守るサービス開始へ

4つのセンサー・マイク・スピーカー内蔵『マルチファンクションライト』

 ソニーネットワークコミュニケーションズ(東京都品川区)では、照明器具『マルチファンクションライト』を活用した賃貸不動産向けの高齢者見守りサービスの提供を開始する(2019年6月下旬より)。照明器具『マルチファンクションライト』は「人感・温度・湿度・照度」の各センサー、さらにマイク、スピーカーなどを内蔵している。

 『マルチファンクションライト』の人感センサーや照明操作の履歴をもとに、一定時間記録がない場合に「異常」を検知。その場合、まず『マルチファンクションライト』のマイク・スピーカー機能を用いて、「音声による呼びかけ」と「録音」で状況確認が行われる。

 音声での反応が確認できない場合は、入居者本人に向けて録音記録を添付した安否確認メールを送付。メールの開封による安否確認ができない場合は、離れて暮らす家族やマンション管理会社に「第2、第3通報」を行い、通報を受けた家族や管理会社スタッフに「駆けつけ」などの連携を促すというもの。

 入居者本人のメール受信ができない場合などは、離れて暮らす家族やマンション管理会社などに直接メール通報が届く。あわせて、管理会社には各戸の状況を確認するための「管理ソフト」が提供されるという。

 本サービスは、「賃貸物件に単身で居住する高齢者」が主な対象となり、すでに受付を開始。6月下旬のサービス開始時は、(株)シーラ、(株)ランドネットとの連携が図られる。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『ソニーネットワークコミュニケーションズ』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
https://www.sonynetwork.co.jp

◎株式会社シーラ
https://syla.jp/

◎株式会社ランドネット
https://landnet.co.jp/

 
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