2019年3月6日(水)
「プールの中でも使えるヘルプマーク」を
NPOプール・ボランティアが『ヘルプマーク・スイムキャップ』を無償配布
2019年3月6日(水)
「プールの中でも使えるヘルプマーク」を
NPOプール・ボランティアが『ヘルプマーク・スイムキャップ』を無償配布
本来、援助や配慮を必要としているのに外見ではそうとわからない人たちのための『ヘルプマーク』(運営/東京都)。例えば、義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、妊娠初期の人などが該当する。
東京都では『ヘルプマーク特設サイト』をはじめ、ヘルプマーク作成・活用ガイドライン等を通して、都民や民間企業、また、多くの地域自治体にも活用を働きかけ、広域的に普及しつつある。
そんな中、『認定NPO法人プール・ボランティア(大阪府)』では、「プールの中で使えるヘルプマーク」=『ヘルプマーク・スイムキャップ』の無償配布を2018年夏より開始。SNS上で「無償配布を開始 します」と投稿すると、多くの反響があったという。
「この活動をしていると、外見からわからない障害のために周囲に理解してもらえず、大好きなプールに入れない子どもたちが多くいることを実感します。プールの中で使えるヘルプマークがあったらいいのになぁと思い立ち、昨年夏に東京都福祉保健局に相談し、この『ヘルプマーク・スイムキャップ』を製作することとなりました」(同法人・プレスリリースより)
『プール・ボランティア』は、「水の世界もバリアフリーに!」をスローガンに1999年に設立され、障がい児・者や高齢者にマンツーマンで水泳指導を行ばっているNPO団体。年間のべ約4,000人の障がい者を、泳げるボランティアが水泳指導しているとのこと。
『ヘルプマーク・スイムキャップ』の「全国無償配布」については、プール・ボランティア公式HPから申し込むことができる。 【A.Yagisawa】
(※)画像出典『プール・ボランティア』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)
【関連URL】
◎認定NPO法人『プール・ボランティア』
https://www.pool-npo.or.jp/
◎『ヘルプマーク』現在最新の取り組み情報(東京都福祉保健局)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/helpmarkforcompany/