みまもりプレス

2019年2月04日(月)立春

デイがすべき本来の役割と「活動と参加」充実化セミナー

自立支援ケアを実現する抜本対策を3大都市で開催:日本通所ケア研究会

 介護事業者全般に向けて、多面的なスキルアップを目的に各種研修の企画・運営を展開する日本通所ケア研究会(事務局:広島県福山市)では今春(2019年)、介護保険サービスが求める「自立支援」を正しく理解し、「介護事業の安定性と持続性を実現するためのセミナー」を大阪・東京・福岡の3都市で開催する。【A.Yagisawa】

(以下・同社リリース文書より)

【開催概要】
デイがすべき本来の役割と「活動」と「参加」充実化セミナー

【内容解説】
 平成30年度の介護報酬改定では、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて国民一人ひとりが状態に応じた適切な保険サービスを受けられるよう、質が高く効率的な介護の提供体制の整備の推進が提示され、介護保険の理念や目的を踏まえ、安心・安全で、自立支援・重度化防止に資する質の高い介護サービスを実現することが介護事業所・施設には求められています。

 その中で全国各地に約45,000カ所あるデイサービスには、従来のデイサービス機能にプラスした地域とのハブ機能が求められています。身体機能を中心とした機能訓練だけに目を向けるのではなく、「活動」と「参加」にアプローチし、高齢者が地域で生活を続けるための社会的自立支援に目を向ける、デイ本来の役割と機能を果たすためには何をすべきなのでしょうか。

 このセミナーでは、独自の自立支援アウトカムスケール「SIOS」を活用し、ご利用者の自律と社会資源の活用、スタッフの専門性を高める取り組みを行う「楓の風グループ」の実践事例と共に学びます。

【日時・会場】
●(大阪)2019年3月2日(土)10:00~15:00
大阪私学会館

●(東京)2019年4月27日(土)10:00~15:00
国際ファッションセンター

●(福岡)2019年5月11日(土)10:00~15:00
リファレンス駅東ビル貸し会議室

【対象】 介護・医療・福祉分野での自立支援に携わる方(他)

【定員】各会場60名

【参加費】12,000円(税・資料代込み)

【申し込み方法】
下記公式ホームページまたは下記事務局まで
https://www.tsuusho.com/active_participation/

【参加のポイント】
(1)自立・自律支援型ケアの実践でご利用者・スタッフのやる気が変わる!
(2)ADL向上だけでなく、「活動」と「参加」の成果が上がる評価方法が分かる!
(3)多職種連携で効果的・実践的な機能訓練の具体的アプローチを知る!

【プログラム】
・介護サービスが目指すべき自立支援とは
・身体的自立支援に偏っているだけでは、高齢者のQOLは維持できない
・ICFの生活機能分類の活用で多岐にわたる高齢者の「活動」と「参加」を網羅
・これまでになかった「社会的自立を支援する介護サービス」の運営手法
・デイにおける適切な自立支援ケア
・スタッフはご利用者の何を目指して「サービス計画」を立案するか
・他事業所との「差別化」をはるかに凌駕する本質的な自立支援ケアの実践
・個別機能訓練、リハマネ加算への効果的な取り組み
・目標に働きかける「目的別グループ」
・高齢者本人の意思に基づいた地域社会の様々な活動への参加を誘導するケア
・自立支援ケアの志向→チームの活性化→スタッフの効力感向上→定着率アップにつながる
・それぞれの職種が高い専門性を発揮するということ

【講師】 小室 貴之氏(在宅療養支援楓の風グループ 代表)
立教大学大学院修了。経営学修士(MBA)。国際・アジア健康構想協議会メンバー。首都大学東京大学院人間健康科学研究科兼任講師。民間企業、病院勤務、医療法人経営を経て2001年NPO楓の風を設立後、グループ代表に就任。 現在は株式会社楓の風にて訪問看護とリハビリ型デイを中心に在宅療養支援活動を展開している。最期まで地域で生きる社会の実現のために、まずは在宅看取り率20%の実現を目指している。 2014年10月に政府ファンドより直接出資を受け、国策として本活動に取り組む。現在、FCを含む通所施設は33施設、訪問看護16拠点、在宅療養支援診療所2箇所にのぼる。 著書に「ホスピタリティマネジメント」(2014白桃書房:共著)の他、業界紙にて連載多数。経営の傍ら日本ホスピス・在宅ケア研究会理事、厚生労働省リハビリテーションと機能訓練の機能分化とその在り方に関する調査研究委員会委員などを務める。

(※)画像出典『QOLサービス』プレスリリースより。(ソース元:アットプレス)

【関連URL】
◎日本通所ケア研究会
https://www.tsuusho.com

◎株式会社QOLサービス
http://www.qolservice.co.jp/

 
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