みまもりプレス

2019年1月9日(水)

「書きそんじハガキ」がアジアの子どもたちに学び場を──

世界寺子屋運動『書きそんじハガキキャンペーン』実施中:日本ユネスコ協会連盟

 「日本の〝タンス遺産〟が大きく貢献! 教育の機会に恵まれないアジアの子ども、大人たちに学びの場を──」と呼びかける日本ユネスコ協会連盟(公益社団法人/)。昨年12月から『ユネスコ世界寺子屋運動 書きそんじハガキ・キャンペーン2019』を実施している。

 このキャンペーンは、うっかり書きそんじてしまった「ハガキ」をはじめ、タンスの中に眠った「商品券」、未使用の「切手・プリペイドカード(テレホンカードや図書カードなど)」を回収し募金に変えることで、教育の機会に恵まれないアジアの子どもたちのための「寺子屋」に役立てられるというもの。

 「世界には、学校に行けないこどもたちが6,400万人──読み書きができない15歳以上の人は6人に1人、と言われています」(日本ユネスコ協会連盟)

 例えば、「11枚の書きそんじハガキ」があれば、カンボジアではひとりひと月学ぶことができるのだという。同連盟は、「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた取り組みのひとつとして、戦争や貧困など、さまざまな理由で教育の機会に恵まれない子どもや大人のために『学びの場=寺子屋』を世界に広げていくユネスコ世界寺子屋運動を展開しており、今年(2019年)に30周年を迎えるという。

 この活動を支える一環として実施されている『書きそんじハガキ・キャンペーン』は、家庭に眠っている“タンス遺産”を募金に換える活動で、年賀状シーズンとなる12月からは特に「書きそんじハガキ」の回収を強化し、全国に協力を呼びかけている。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『日本ユネスコ協会連盟』プレスリリースより。(ソース元:アットプレス)

【関連URL】
◎『書きそんじハガキ・キャンペーン2019』キャンペーン詳細
【活動目標】2019年5月末までに書きそんじハガキ100万枚を回収。
http://www.unesco.or.jp/terakoya/kakisonji2019

◎公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟
http://unesco.or.jp

 
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