みまもりプレス

2018年12月20日(木)

「認知症奮闘記」描いた著書発刊

「認知症映画のイメージを変えた」話題の作品で伝えきれなかった思い綴る

 ドキュメンタリー映画『徘徊~ママリン87歳の夏~』(監督:田中幸夫)に登場した「娘・アッコ」こと酒井章子さんの著書が刊行された。

 新刊『認知症がやってきた!~ママリンとおひとりさまの私の12年~』(産業編集センター/東京都文京区)は、母が認知症の告示を受けた2006年から、今日にいたるまでの12年にわたる介護の日々を娘の章子さんが振り返った一冊。

 先の映画では伝えきれなかった思いや、ひとりで介護することの本当の大変さ、さらにはこれからやってくる自身の老いについて、赤裸々に語られている。

 「認知症映画のイメージを変えた」といわれるドキュメンタリー映画『徘徊~ママリン87歳の夏~』は、認知症の母(愛称ママリン)を、娘の章子さん(愛称アッコ)が支えるひと夏を追った内容。ママリンのすさまじい徘徊と、想定を超えた行動に振り回されるアッコの、ちょっとおかしな日常と、シュールな会話が笑いを誘い、話題になった秀逸作。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『産業編集センター』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎新刊『認知症がやってきた!〜ママリンとおひとりさまの私の12年〜』
(酒井章子・著)
https://www.shc.co.jp/book/9569

 
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