みまもりプレス

2018年10月24日(水)

「歯と認知症」の密接な関係を読む

新刊『認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!』:かんき出版

「どうして認知症の病院で、歯のチェックを!?──」
 かんき出版(本社:東京都千代田区)より11月8日(いい歯の日)に発売される『認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!』(長谷川嘉哉/著)にその理由が詳しく載っている。認知症専門医である著者・長谷川嘉哉氏のクリニックを訪れる患者さんのご家族が、たいてい初めに言うのがこの言葉だという。

「今から20年前に歯科衛生士と口腔ケアを始めると、思ってもいなかった改善例が出はじめました。歯科衛生士によるたった1回の歯のケアで、認知症状が改善した患者さんが現れたのです」という長谷川医師。歯のケアをすることで、薬も使わずたいした時間もかけずに、認知症状を緩和・改善できたことは、専門医である長谷川医師にとって大きな驚きだっという。

「認知症患者に奇跡を起こしたのは、認知症専門医ではなく、歯医者や歯科衛生士が行うケアだったのです。つまり、認知症患者に定期的な歯のケアを受けていただくことが、認知症の予防・改善につながるのです」(長谷川医師)

 これまでに約20万人の認知症患者を診てきた著者。ますます高齢化が進み、認知症患者が増えるとされているこれからの時代に、自らの経験から何よりも求められるのは歯のケアであり、医療分野で言えば「歯科」だと言えると主張する長谷川医師が、本書で脳と全身をしっかりと守る歯のケア方法を丁寧に解説する。【A.Yagisawa】

【目次】
第1章 「ボケない脳」をつくるのは、「歯」だった!
第2章 これだけある! 歯と病気の関係
第3章 認知症専門医が教える、脳の老化を防ぐ歯のケア方法
第4章 歯医者さんを味方につける
第5章 心地よい歯みがきで、脳をみがき続けよう!

(※)画像出典『かんき出版』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎『認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい!』
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761273743

◎株式会社かんき出版
https://kanki-pub.co.jp/

 
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