みまもりプレス

2018年08月14日(火)

作業者の身体的負担軽減に「パワードウェア」導入

農業、介護などに加えて環境分野に進出:ATOUN×浜田化学

 パワーアシストスーツなどの企画開発を手がけるATOUN(アトウン/本社:奈良県奈良市)が提供する腰用パワードウェア『ATOUN MODEL Y』がこのほど、廃食用油や食品残渣リサイクルなどの環境事業を手がける浜田化学(本社:兵庫県尼崎市)のリサイクルセンターに導入されたことを発表した。

 今回『ATOUN MODEL Y』が導入されたのは、回収されてきた肉脂(牛脂や豚脂)を容器から取り出す抜缶作業現場で、肉脂の回収は容器の種類や形状が一定ではないため機械化・自動化が難しく、特に籠に入った肉脂は相当な重量になることから腰に負担がかかるのだという。そこで、作業者の身体的負担を軽減するとともに、作業効率を向上させるという目的のもと『ATOUN MODEL Y』の導入にいたった。

 すでに現場の作業者からは、「これまで腰のサポーターを利用していたが、パワードウェアを着用することでサポーターが不要になったうえに、作業も楽になった」といった声も出ているとのこと。

 今回の導入で農業、流通、建築、そして介護の分野に加えて「環境」という新しいジャンルの進出となり、ATOUNでは「今回の導入をきっかけに、環境ビジネス分野へのパワードウェア普及にも取り組んでいきます。まずは2018年度中にリサイクル業界で20着の導入を目指します」としている。

 小紙ではこうした「パワーアシストスーツ」が介護現場でより効率的に活用されることを望み、その動向を今後も追ってゆく。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『ATOUN』プレスリリースより。(ソース元:PR TIMES)

【関連URL】
◎腰用パワードウェア『ATOUN MODEL Y』
http://atoun.co.jp/products/atoun-model-y

◎株式会社ATOUN
http://atoun.co.jp/

◎浜田化学株式会社
http://www.hamadakagaku.co.jp/index.php

 
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