みまもりプレス

2018年08月02日(木)

咀嚼と嚥下状態が把握できる「咀嚼カウンター」

誤嚥性肺炎の防止を目指して追加機能が充実:コンピュータ・ハイテック

 総合システムメーカーのコンピュータ・ハイテック(本社:東京都台東区)では、東京歯科大学特任教授・石上惠一氏と共同開発した咀嚼(そしゃく)カウンター『CAM Counter』のアップデート版の販売を開始した。今回のアップデートによって、嚥下(えんげ)の状態を把握する機能が追加されたという。

 『CAM Counter』は、その名のとおり、咀嚼の回数・テンポ等のデータを分析・活用できるツールとして開発された。咀嚼や嚥下の状態を把握するということは、今日の社会問題ともなっている高齢者の「誤嚥性肺炎」を防止する意味でも、重要な要素になると同社はいう。

 今回、『CAM Counter』のセンサーの適用箇所が追加された。さらに新機能の搭載や感度調整機能を含むアップデートが実行されて、嚥下状態の把握にも寄与できるツールとして、活用の幅が拡大したという。 「このアップデートにより、これまでのご活用いただいている歯科・医科等の医療関係者に加え、摂食・嚥下に関する医療関係者にも、幅広くご活用いただくことを目指しております」と同社。

 受注生産品のため、価格・納期などに関しては要問い合わせとのこと。【A.Yagisawa】

(※)画像出典『コンピュータ・ハイテック』プレスリリースより。(ソース元:アットプレス)

【関連URL】
◎コンピュータ・ハイテック株式会社
http://www.cht.co.jp

 
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