みまもりプレス

2018年07月13日(金)

窓口スピーカーで高齢者の「聴こえ」をサポート

「高齢ユーザー応対品質向上」を掲げる新たな提案:TMJ

 コールセンター・バックオフィス(事務処理センター)の構築・運営などを手がけるTMJ(本社:東京都新宿区)では、高齢者との対面コミュニケーションの質を高めるツールに使用できる『VOICE+技術搭載スピーカー』の販売を開始した。

 本製品は、オリオン電機(本社:福井県越前市)が開発した高齢者コミュニケーションサポート技術VOICE+(ボイスプラス)を取り入れた専用スピーカー。今回同社との販売店契約の締結によって金融機関やサービス業界など「窓口業務を行なう様々な企業」へ幅広く販売を行なう。

 TMJは、コールセンターなどにおける電話応対で培った高齢者応対の知見を、顧客との直接の「対面」コミュニケーションにまで応用。高齢者が訪れた窓口に設置された本製品によって「聴こえ」をサポートすることで、顧客接点の充実と効率化を提案する。

 これまで同社は、東京大学の産学ネットワーク「ジェロントロジー(老年学)」に参画、高齢者の特性(加齢による変化)を踏まえた研究を推進している。

 主に「応対方法」「人材育成」「品質管理方法」などに活用され、コンタクトセンターや窓口においての高齢ユーザーの応対品質向上を図るべく、高齢者応対に特化した研修パッケージを販売する実績をもつ。

 今回のサービス展開は、そのパッケージに加えて、高齢者の「聴こえ」を直接サポートする製品を追加し、高齢ユーザーの満足度向上に寄与するサービスにつなげていく狙い。 【A.Yagisawa】

(※)画像出典『TMJ』プレスリリースより。(ソース元:日経プレスリリース)

【関連URL】
◎株式会社TMJ
http://www.tmj.jp

◎オリオン電機株式会社
http://www.orion-electric.co.jp/jp/

 
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