みまもりプレス

2018年03月07日(水)

京王電鉄が「納骨堂運営サポート」を開始

グループで培った高齢者を支える関連事業のノウハウ活かす:京王電鉄

 京王電鉄(本社:東京都多摩市)では、鉄道事業者としては初めての試みとなる「納骨堂運営のサポート」を今春より開始すると発表した。3月9日(金)より、台東区内の宗教法人「浄名院」境内地内に建設された『上野さくら浄苑』が初サポート物件となる。

 サポートの内容については、同社グループがこれまで培ってきた、シニア向け住宅事業や葬祭事業、霊園の運営や管理など高齢者を支えるさまざまな関連事業のノウハウを活用して、納骨堂の設計や建設、また、使用者募集や契約業務、施設利用者の受付や清掃などの管理業務まで幅広く支援する。

 都内の墓地価格が高騰していることに加えて、地方では墓の承継者不足から無縁墓地が急増している点が社会問題化するなかで、比較的廉価で、維持管理も容易である「納骨堂」に対するニーズが今後さらに高まると想定されることから、同社ではグループでの納骨堂運営のサポートサービスに社会的意義を見出し、参画を決めたという。

 同苑は、参拝者が訪ねた際に、厨子に納められた遺骨が参拝室まで自動で搬送される「自動搬送式」設備などをはじめ、最先端の技術が駆使されている。 【A.Yagisawa】

(※)画像出展『京王電鉄』プレスリリースより。

【関連URL】
◎京王電鉄株式会社
https://www.keio.co.jp

◎上野さくら浄苑(浄名院)
https://www.uenosakura-joen.jp

 
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