みまもりプレス

2018年02月19日(月)

水道水の「利用状況・遠隔モニタリング」で見守り

高齢者見守りサービス『CarePAD』の提供を開始:クオリカ

 クオリカ(本社:東京都新宿区)では、高齢者を見守るサービス『Care PAD(ケアパッド)』のサービス提供を開始する。2月21日より。本サービスは主に「BtoB」を主体に展開されるもの。

 

 同サービスは「水道水」などの流量センサーを用いて、その利用パターンなどを解析し日常生活の変化を見守るほか、人感センサーや、室内の温度、湿度、照度などを検知する環境センサーなどがセットになっている。

   

 「流量センサー」は同社が開発した「非接触タイプ」のもので、居住者宅の「トイレ」に取付けて、水道水の利用有無や利用量・利用パターンなどを遠隔でモニターする。同社では、長年にわたって「水道水」を使った居住者の生活サイクルを見守る実証実験を実施してきた。これらの実験を通して得られたデータやセンサ開発のノウハウを元に本サービス『Care PAD(ケアパッド)』が誕生したのだという。

 

 「離れて暮らしている高齢の親が心配」──という子ども世帯の需要や、単独世帯の孤独死対策などへの期待も高まる。

 

 まずは大京グループの「(株)大京アステージ」、また「(株)穴吹コミュニティ」向けのサービスを2月21日から開始する予定。 【A.Yagisawa】

(※)画像出展「クオリカ」プレスリリースより。

【関連URL】
◎株式会社クオリカ(TISインテックグループ)
http://www.qualica.co.jp

◎[本サービス導入]:株式会社大京アステージ
http://www.daikyo-astage.co.jp

◎[本サービス導入]:株式会社穴吹コミュニティ
http://www.anabuki-community.com

 
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