みまもりプレス

2017年11月06日(月)

4種類惣菜で1食490円の宅食を開発

「家計調査報告」を基に支出推計してローコスト設計を実現:ワタミ

 ワタミ(本社:東京都大田区)では、同社のサービス『ワタミの宅食』で、新商品『まごころ手鞠(てまり)』を開発、新たなラインナップに加える。新商品は「4種類」の惣菜を、1食あたり490円(税・宅配料込み)で楽しめるというもの。3種類の惣菜とご飯がセットになった『まごころこばこ』498円(税・宅配料込み)に引き続いてのローコスト設計を実現した。

 同社では総務省統計局が発表した「家計調査報告(平成28年)」の、高齢者単身無職世帯の家計支出における食料支出が、月平均36,200円という点に着目。これを基に計算すると高齢者無職世帯の1食あたりの支出平均は400円〜500円であると推計し、今回の新商品のローコスト設計に挑んだ。

 新商品『まごころ手鞠』は、これまでの商品と同じく、管理栄養士が5日間セットで献立を設計し、塩分・カロリーなどに変わらず配慮した。「価格を抑えることで、より多くの高齢者の方に、健康に配慮したお食事をご利用いただきたい」と語る同社。『ワタミの宅食』の展開とともに地域自治体との「見守り協定」を結ぶなど、事業を兼ねての高齢者世帯の見守りなどにも貢献しいている。2017年10月現在では、毎日約23万人の顧客に宅食弁当などを配食しているという。 【A.Yagisawa】

(※)画像出展「ワタミ」プレスリリースより

【関連URL】
◎ワタミ株式会社
https://www.watami.co.jp

 
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