みまもりプレス

2017年10月13日(金)

「非接触バイタルチェック」などの見守りシステム開発

レオパレス21の介護施設で実証実験もスタート:MTES

 エネルギーマネジメント事業などを手がけるMTES(エムテス/本社:東京都中央区)では、「非接触バイタルチェック」や「異常認知監視カメラ」機能を備えた高齢者見守りシステムの開発を公表。まずは本サービスの実証実験を、レオパレス21(本社:東京都中野区)が運営する介護施設『あずみ苑グランデ草加(埼玉県草加市)』において9月25日からスタートさせた。

 今回同社が開発した「非接触タイプのバイタルチェックシステム」と「異常認知監視カメラ」は、ともに小電力で広い範囲をカバーできる通信規格『LoRa(ローラ)』技術を活用したもの。

 

 「非接触バイタルチェックシステム」は文字通り、利用者に器具などを装着して測定をするものではないので、身体的な負担をかけずに計測ができるメリットがあり、また、異常時のみに稼働する「異常認知監視カメラ」は、利用者のプライバシーを保護してなおかつ施設職員の労働負担軽減にもつながる。

 今後も同社では、今回の実証実験を踏まえて『レオパレス21』が展開する介護施設や訪問介護先、57万戸におよぶ賃貸住宅での活用についてシステム開発を推進してゆくという。【A.Yagisawa】

(※)画像出展「MTES(エムテス)」プレスリリースより

【関連URL】
◎MTES(エムテス)株式会社
http://mte-s.co.jp/index.html

◎株式会社レオパレス21
http://www.leopalace21.co.jp

 
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