みまもりプレス

2017年08月02日(水)

『みまもりあいプロジェクト』で自治体の見守り事業に参画

「福岡市認知症高齢者見守りネットワーク事業」にて採用:ホープ

 自治体に特化したサービスを展開するホープ(本社:福岡市中央区)では、『みまもりあいプロジェクト』などを提供するセーフティーネットリンケージ(本部:札幌市南区)と連携して、『福岡市認知症高齢者見守りネットワーク事業(捜索システム)』に参画する。

 『みまもりあいプロジェクト』は、捜索支援の専用アプリ『みまもりあいアプリ』を無料ダウンロードしている協力者に「捜索協力依頼」を配信することで、文字通り「地域全体で見守り合う」ことができるという仕組み。現在のダウンロード数は約2万5000件にのぼるとのこと。

 さらに『みまもりあいステッカー』を同時に用いることで、「個人情報を保護した状態」での利用が可能というのも特筆すべきポイント。

 あらかじめID登録をした『みまもりあいステッカー』を「見守り対象者」の洋服や持ち物に貼付しておくことで、 いざというとき迅速な発見・通報につながるというもの。

 イメージとしては下記イラストの通り。協力者が「見守り対象者」を発見した際に、ステッカーに記されたフリーダイヤルに連絡。中継点のサーバにつながったところで、同じくステッカーに記載されている「ID」を入力すると、直接依頼人につながるという流れだが、このとき中継点のサーバを介すことで、協力者も依頼人も双方の電話番号などは通知されないというところが、同サービスの特化技術でもある。また、捜索完了後には一連の依頼情報などは即刻消去されるなど、個人情報保護への留意が行き届いているのも特徴。

 『みまもりあいプロジェクト』の費用イメージとしては、個人情報を保護した状態で利用するためのツール『みまもりあいステッカー(48枚セット)』のID登録費用として「初年度のみの入会金2,000円(税込)」と、「月額費用300円(税込)」が必要となる。【A.Yagisawa】

(※)画像出展「ホープ」プレスリリースより

【関連URL】
◎株式会社ホープ
http://www.zaigenkakuho.com

◎一般社団法人セーフティーネットリンケージ
http://www.snl.jp

◎みまもりあいプロジェクト
http://mimamoriai.com

◎福岡市『認知症高齢者見守りネットワーク事業』
http://www.city.fukuoka.lg.jp/hofuku/chiikihoken/health/00/03/3-040103.html

 
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