みまもりプレス

2017年07月24日(月)

リストバンドタイプの見守りデバイス『みまもーら』が進化

都心部3キロ圏内での受発信に成功:みまもーら

 リストバンドタイプの発信機で、見守り対象者の位置や行動をリアルタイムで把握することができる『みまもーら』が、このほど「LoRa通信試験」を実施、都心部でも半径3キロ圏内で、受発信できることが確認されたという。

 今回、通信試験を実施したみまもーら(本社:東京都港区)では、バンドサイズのLoRa+GPS搭載の見守りデバイス『みまもーら』の開発に成功したことを発表。本機は電波を最長10km飛ばすという特徴を持ちながら携帯性にも優れ、さらにバッテリーは約10年間交換無用という、従来機器ではなかなか解決できなかった難問をクリア。実証実験を重ねながら、実際に各施設への導入も進んでいるという。

 実際に行なわれた通信実験では、2017年7月3日・東京都港区南青山「ウィン青山」を起点に、 その半径3キロ圏(渋谷ヒカリエ・新宿タイムズスクエア、 千駄ヶ谷・六本木ヒルズ)内での受発信を確認することができた。また、同社開発パートナーが、同様に新潟市で行なった実験では最長16キロの通信に成功したという実績も。

 同社によれば、このバンドサイズのLoRa+GPS搭載の見守りデバイスの開発は「世界初」とのこと。

 今後も同社では『みまもーら』の進化を図りつつ、提携先拡大を目指す。 【A.Yagisawa】

【関連URL】
◎株式会社みまもーら
http://www.mimamora.com

 
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