みまもりプレス

2017年07月07日(金)

路線バスの安全運行見守り実証実験を実施

ウェアラブル端末で乗務員の生体情報を測定:NEC&小田急シティバス

 NEC(本社:東京都港区)では、小田急シティバス(本社:東京都世田谷区)と連携して、「ウェアラブル端末」による生体情報の収集・活用の実証実験を実施した。

 この実験は「乗合バスの安全運行支援」を目的に実施されたもので、バス乗務員が装着したリストバンド型のウェアラブル端末で、乗務中の生体情報が測定され、そのデータは、スマートフォンを介してクラウド上へ収集・蓄積される。

 それらのデータをもとに、乗務員ごとの疲労度が判定されて、本人でも気づかない乗務中の体調変化や疲労の見える化によって、安全運行の見守りが可能になるという。

 NECでは今後「判定の精度」を高めるとともに、乗合バスや鉄道乗務員による運行品質や安全を高めて、交通事業者の「働き方改革」に貢献すべく検討を進めたいとしている。 【A.Yagisawa】

【関連URL】
◎日本電気株式会社(NEC)
http://jpn.nec.com

◎小田急シティバス
http://www.odakyu-citybus.jp

 
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