みまもりジャーナル

2017年4月17日(月)

カーシェアリングサービスに「福祉車両」を導入

奥多摩町との連携で地域活性化を図る:タイムズ24

 タイムズ24(本社:東京都千代田区)では、奥多摩町(東京都)と連携して、同社が展開するカーシェアリングサービス『タイムズカープラス』の車両を奥多摩町に設置。同地域の活性化に向けた取り組みを開始した。

 まずは車両3台を設置。このうちの1台は「補助手すり付き」の福祉車両で、高齢者が利用しやすいようにという配慮がなされた。同社の『タイムズカープラス』としては「福祉車両」の導入は初めての施策とのこと。また、同地域は冬季に降雪もあることから、いずれの車両も「四輪駆動車」でスタッドレスタイヤ対応だという。町民はもちろん、観光やビジネスで奥多摩町を訪れた訪問客の移動手段として活用してもらう。

 さらに、地域活性化策の一環として、奥多摩町民のユーザーに対しては、通常、『タイムズカープラス』入会時に発生するカード発行手数料1,550円と、月額基本料1,030円が無料となる。「クルマをお持ちでない方の奥多摩町への移住促進に寄与することが目的」と同社は考えている。

 奥多摩町への来訪者増加のための施策として、『タイムズカープラス』利用時に、奥多摩町の観光スポットや施設を行き先として設定し、実際に訪れるとタイムズカープラスの利用券がもらえるという特典を用意することで、誘客につなげるサービス『ドライブチェックインサービス』なども併設される。【A.Yagisawa】

◉タイムズ24
http://www.times24.co.jp

◉奥多摩町
http://www.town.okutama.tokyo.jp

 
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