みまもりジャーナル

2017年3月31日(金)

要介護者の見守りサポート「徘徊通知システム」発売開始

「セミアクティブタグ」採用で誤報を低減:DXアンテナ

 DXアンテナ株式会社(本社:神戸市兵庫区)では、要介護者の見守りサポートシステム『徘徊通知システム』を発売する。2017年4月1日より。

 主に、中規模・大規模病院などの高齢者受け入れ施設における認知症高齢者の徘徊行動を、事前に検知・通知するシステム。ID情報を記録した「RFタグ」のデータを、無線通信によって読み書きする自動認識システムの「RFID技術」を活用している。(マトリックス社製)

 ICタグを付けた認知症高齢者などの見守り対象者が、検知エリアに侵入すると、音と光で警報を発する。

 注目点は、検知エリアでのみ電波を発信する「セミアクティブタグ」の採用によって、誤報が大幅に低減されていること。また、対象者が身につける「ICタグ」は小型軽量のコンパクトサイズで見守り対象者に違和感を与えない設計となっている。

 検知ユニットは最大5か所まで設置でき、光で異変を報せる表示灯も5色まで選択できるから、検知エリアを色分けすることで、徘徊場所を即座に特定できるというメリットも。通信はワイヤレスなので配線工事が要らない点も嬉しい。

 

 あ「システムを導入することで、認知症高齢者の見守りや事故防止対策に役立ち、介護の負担を大幅に軽減できます」と同社。【A.Yagisawa】

◉DXアンテナ
http://www.dxantenna.co.jp

◉マトリックス
http://matrix-inc.co.jp

 
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