みまもりジャーナル

2016年11月24日(木)

スマートハウスの専門家育成する「スマートマスター」制度

これからのスマートハウスに必要なユーザーに合わせた提案力:家電製品協会

一般財団法人 家電製品協会(本部 東京都千代田区)では、「インテリジェント化する家と家電のスペシャリスト」の育成を目的に「スマートマスター」資格制度を創設。先の11月1日には1,603名の「初代スマートマスター」が誕生、すでに全国各地でスマートハウス普及に関わる業務を開始しているという。

「スマートハウス」については「家の構造や断熱性能」、「新エネルギー・蓄電」、「家中のエネルギー・マネジメント・システム(HEMS)」さらに「介護支援や遠隔医療等の新たなサービスを実現するためのつながる家電」など、様々な技術と製品を、ユーザーのニーズに沿って組み合わせていく高度な知識とスキルを要することから、そうした複雑に絡み合った内容を正しく理解して、ユーザーへの提案力をもった人材が「スマートマスター」となれる。

同協会では、店舗やオフィス側にも、「登録証」や「のぼり」を掲げるなど、「スマートマスター資格保有者がいるお店・オフィス」だと、ユーザーにわかってもらうための施策をも打ち出してゆく。

今後ますます深刻化してゆくであろう「環境問題」や「超高齢社会問題」などへの社会的課題の解決にもつながると、期待が寄せられる施策。「スマートマスター」は誰でも挑戦できる。【A.Yagisawa】

◉家電製品協会
http://www.aeha.or.jp/nintei-center/

 
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