みまもりジャーナル

2016年11月08日(火)

定年後に孤立しないための準備 50代からの備えがカギに

50代から備える『定年予備校』を開講:日本元気シニア総研

 シニア向けビジネスの支援などを中心に活動する一般社団法人 日本元気シニア総研(本部 東京都渋谷区・富田眞司代表)では、このほど新たなプログラムとして「50代から備える『定年予備校』」の開講を発表した。

 現役時代はバリバリと働き交遊関係も広かった人が、定年を迎えたとたんにやりがいを失い、また仕事でつながっていた交友録も、退職とともに消滅してしまうなど珍しくなく、何かを始めようにも、自分が何をしたいのかすらわからずに、セカンドステージの出だしからつまづいてしまう人が増えているのだとか。

「景気低迷からくる給与や退職金の減少で老後資金を十分に貯められない。少子化による現役世代の減少などから不安がたえない年金支給額。長寿化による医療費・介護費の負担増などなど、我が国の将来にまつわる懸念要素は、挙げ出したらキリがありません。そうした環境下での定年後に、 〝金なし〟〝友なし〟〝居場所なし〟に気づいても遅いのです。そうならないための準備として開講するのが、50代から備える『定年予備校』です」と語るのは同総研の富田代表。定年後の20年を輝かしい時間にするには50代が重要なカギを握っているという。

「まずはリタイヤ後に起こりうる厳しい現状について、前もって知ることが重要です。そして自分には何ができるのかを改めて見つめ直してみて人生の棚卸しをする。それが50代から始める準備です」(富田代表)そうして、人生の整理をしながら、新たな目標を設定するための方策を学ぶのが、今回のプログラムなのだという。

 本講座は年明け1月21日(土)より開講だが、その概要を前もって理解するためのプレセミナーが11月28日(月)に開かれる。申し込みは元気シニア総研webサイトから。【YG】

定年後にやりがいや目標を失い、孤立してしまう人が増加中。(写真はイメージ)

・『定年予備校』プレセミナー:2016年11月28日(月)

・『定年予備校』本講座:2017年1月21日(土)

◉日本元気シニア総研
http://genkisenior.com

 
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