みまもりジャーナル

2016年10月03日(月)

ユーザーとの距離を感知し「歩行車」が電動アシスト

電動アシスト機能付き歩行車『Flatia』:カワムラサイクル

カワムラサイクル(本社 兵庫県神戸市・飯島裕治社長)では、電動アシスト機能付き歩行車『Flatia(フラティア)』の本格的な販売を開始した。10月3日より。

全国の総合スーパー(GMS)、量販店、レンタル業者、レンタル卸売業者に向けて。車体に搭載されたセンサーによって、ユーザーの手や身体が車体から離れると、自動でブレーキが働くなど、転倒リスクを低減。ユーザーの安全、そして介護者の安心をサポートする。

本製品は、2016年4月より試験的に先行販売されていたが、購入ユーザーからは「自宅が勾配地にあるが、自分で買い物ができるようになった。」「使いこなすまでに時間を必要としない。」などの好評価の声を得ているという。

また、同社では『Flatia』を安全に正しく使ってもらうための施策として『Flatiaマイスター育成制度』を構築。

「電動アシスト機能付き歩行車は、初めて触れるユーザーが多い──」とのことから、取り扱い事業者や関係者らに、正しい商品知識を高めてもらうための講習の場を設けている。すでに約200名の「マイスター」が誕生し、さらに本年中に1,000名の育成を目指している。

同社では「本製品により、介護施設内や一般の利用者の自立的な移動がより促進され、歩行能力の維持・改善や移動中の転倒事故などの低減に貢献できるものと考えます。」としている。【YG】

厚生労働省の「介護ロボット等導入支援特別事業」対象商品。 参考購入価格は22万円(非課税)。

10月12日(水)〜14日(金)の国際福祉機器展への出展も。

2016年10月3日(月)より本格販売開始。

◉カワムラサイクル
http://www.kawamura-cycle.co.jp/

 
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