みまもりジャーナル

2016年08月02日(火)

認知症予防への具体的活動は「人との交流/読書」が最多

認知症予防における意識調査を実施:ブレインケア&早稲田イーライフ

認知症の予防ソリューションを提供するブレインケア(本社:東京都世田谷区 )と、介護予防デイサービス『早稲田イーライフ』を運営する早稲田エルダリーヘルス事業団(本社:東京都港区)では、「認知症における意識調査」を共同で実施、その結果の一部を公開した。

今回の調査は主に「80代」を中心とした後期高齢者の意識調査で、その調査結果のサマリーは以下の通りだった。

(1)◉認知症予防に「とても興味ある」「興味ある」と回答したのは71.2%
(2)◉認知症予防を興味ある人のうち具体的に活動をしているのは50.5%
(3)◉具体的に行われている認知症予防は「人との交流」と「読書」が最多
(4)◉意識的に行われている認知症予防は「記憶力トレーニング」が多い
(5)◉運動習慣があると回答したのは63.5%
(6)◉後期高齢者はテレビ・新聞から情報を得る

「早稲田イーライフ」の利用者255名が調査に協力した。女性が72%、年代としては80代が最多の60.8%、に続いて90代18.4%、70代17.3%が回答した。

ここで小紙が注目したのは(2)の「認知症予防活動を具体的に行なっている人」と、(3)「具体的に行なわれている認知症予防」についての結果。

認知症予防に興味があると答えたひとの50.5%の人が「具体的な認知症予防」に取り組んでいて、その方法として「人との交流」(12票)「読書」(12票)と、ともに最多であった。

半数の人が具体的な予防を意識していたという反面、残りの半数の人にはどのように予防の意識をもってもらうかという課題が、改めて読み取れる結果だった。

その他、詳細は同社公開サイトにて。【YG】

集計期間期:2016年3月14日〜3月26日

ブレインケア(公開サイトへのリンクはこちらにあります)
http://braincare.jp

早稲田イーライフ
http://www.waseda-e-life.co.jp

 
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