みまもりジャーナル

2016年06月14日(火)

阪神電鉄が「認知症サポーター養成講座」を定期開催へ

月に1回のペースで誰でも受けられる場を提供:阪神電気鉄道

阪神電気鉄道(本社:大阪市福島区)では「認知症サポーター養成講座」を開催する。

同社では、子どもたちを初めとした地域住民が安心して暮らせる街づくりを目指した見守りサービス『登下校ミマモルメ』や、高齢者の見守りを支援する『ミマモルメGPS』などを展開。また、高齢者の人たちが住み慣れた街でいきいきとした生活を送れることを目指した『はんしんいきいきデイサービス』など、沿線の安心、安全、活性化に取り組んでいるが、今回の『認知症サポーター養成講座』の開催もその一環として行われるもの。

「認知症サポーター」とは、認知症について正しく理解し、認知症の人やその家族が安心して暮らしていけるように温かく見守り、支援する応援者のこと。

認知症対応の国家戦略であるいわゆる「新オレンジプラン」の中で、2017年度末までに全国で「800万人」養成することが目標とされている。

同社は7月1日にオープンする『はんしんいきいきデイサービス/伊丹店』が節目の10店舗目であることを機に「認知症サポーター」を養成するための「キャラバンメイト」を同事業所に配置し、月に1回の開催をめどに継続的に実施していくという。

「認知症サポーター」になるためには、90分程度の養成講習に参加する必要があり、基本的には在住、在勤の自治体などが5名〜10名程度のグループに対して講座を実施することが多いため、グループに属していない個人が気軽に参加できるこのような施策が増えることは多くのサポーターを輩出するためにもとても意義深い。

喫茶代500円が必要となるが、養成講座受講料は無料。

 

 

「認知症サポーター養成講座」を修了すると、認知症サポーター認定の証となる「オレンジリング(ブレスレット)」が交付される。【YG】

阪神電気鉄道:はんしんいきいきデイサービス
http://www.hanshin.co.jp/ikiiki/

認知症サポーターキャラバン
http://www.caravanmate.com

 
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