みまもりジャーナル

2016年06月03日(金)

「高齢者見守りネットワーク事業」協力事業者を募集

市内新聞専売所や銀行など地域の連携を強化:徳島県吉野川市

徳島県吉野川市(よしのがわし)では、高齢者が地域から孤立することなく安心して暮らせるよう、「吉野川市 高齢者見守りネットワーク」を設立、その協力事業者の募集をしている。

「吉野川市高齢者見守りネットワーク」の取り組みでは、地域住民や事業者の協力のもと、市役所、警察、消防、社会福祉団体などが連携して「地域全体で見守り活動」を行うというもの。日常生活のなかで異変を早期に発見し、支援につなげる取り組みを推進していゆく。

「異変に気づくポイント」として
◉数日分の新聞、郵便物がたまっている。
◉何日も電気やテレビがつきっぱなし。
◉何日も夜になっても電気がついていない。
◉夜になっても洗濯物が干したままになっている。
◉窓、カーテンが開閉された様子がない。
◉汚れがひどい衣服を着ていたり、季節に合わない服装をしている。
◉毎日のように消費できないほど大量に同じものを購入する。
などを挙げ、これらに該当するようなことに気がついたら、市地域包括支援センターなどへの連絡を促す。

通報を受けた支援センターでは、各関係機関に連絡し必要な支援の手配を行なう。

連絡のあった事業者は吉野川市によって審査がなされた上で協定締結にむかう。すでに市内の新聞専売所や銀行など47事業者(2016年05月末現在)が協定締結を済ませている。 【YG】

2016年05月24日(火)発表。

徳島県吉野川市
http://www.city.yoshinogawa.lg.jp

 
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