みまもりジャーナル

2016年05月06日(金)

神戸市とNTTドコモ「ICT活用」などで事業連携協定

ICT及びデータ活用に関する事業連携協定を締結
兵庫県神戸市×NTTドコモ

NTTドコモ(東京都千代田区)と、兵庫県神戸市は『ICT及びデータ活用に関する事業連携協定』を締結する。

協定の具体的な内容としては、「〝BLEタグ〟の活用による子ども・高齢者等向けの地域見守りサービス実証実験の実施」をはじめ、「神戸市が保有するデータとドコモが保有する先進技術を活用した新たな市民サービスの創出」「庁内向けデータ活用啓発活動の実施」など、「ICT(情報通信技術)」や、データの活用に関する連携を通じて、地域における様々な社会課題の解決を図ることを目的とした内容が盛り込まれている。

「見守りサービス」の実証実験では、小学校、福祉施設、公共施設、地元大手私鉄や地下鉄駅などの公共交通機関等に検知ポイントを定点設置するだけでなく、地元タクシー協会や大手運送会社の運転手、大手保険会社や地元大手生鮮品販売会社の営業担当者、また自転車防犯サービスの運営会社など多くの協力者のスマートフォンを検知ポイントとして活用することで、より広域での検出ネットワークを形成して、発見精度の高い見守りを実現するとしている。

NTTドコモでは「将来的には、高齢者や障がい者などさまざまな人にBLEタグをお持ちいただくとともに、さまざまなモノにBLEタグをつけることで、見守りだけでなく、障がい者の移動支援をするルートマップの作成や盗難・忘れ物の防止が可能になります」とし、さらに同技術を用いて交通事故の低減を図る提案なども示し、その可能性の大きさを改めて予見させた。【YG】

 

 

NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp

兵庫県神戸市
http://www.city.kobe.lg.jp

 
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