みまもりジャーナル

2016年04月12日(火)

「地域の見守り支援」実証実験に向けた協議を

香川県さぬき市×徳武産業×ALSOK

ALSOK(本社:東京都港区)では、地域の「見守りネットワーク」を支援するため、「BLEタグ(=みまもりタグ)」とスマートフォンなどを活用した位置情報提供システムを開発した。

まずは、その第一弾の取り組みとして香川県さぬき市と、また、介護シューズ大手の徳武産業(本社:香川県さぬき市)との共同で、このシステムの「実証実験」実施に向けた協議を開始した。

本システムは、ALSOKが手がける「BLEタグ(=みまもりタグ)」を携帯した高齢者(=ユーザー)と、専用アプリ「みまもりタグアプリ」をインストールしたスマートフォンなどを携帯している地域ボランティアがすれ違った際に、その位置情報を取得できるというもの。

保護者は、自分が契約した「BLEタグ」の位置情報の履歴を確認することができるため、高齢者を捜索する際の一助にできるし、対象者の近くに居る人に情報提供を呼びかけたりすることもできる。

この重要なキーアイテム「BLEタグ」は、徳武産業が開発した「シューズ」に内蔵できるから、ユーザーは違和感なく自然に携帯できる。

さらに「みまもりタグアプリ」は、ALSOKが警備事業で培ったノウハウが活かされた個人情報保護への配慮、また捜索時に一気にサーバー負荷が高まることによる運用への影響も最小限にとどめるなどの対策も講じられている。

ALSOKでは、今回のさぬき市の件をはじめ、複数の自治体の協力を得て、実証実験エリアを拡大していく予定とのこと。今後も社会貢献活動への賛同パートナーを増やしながら、2016年内の全国展開を目指す。【YG】

ALSOK
http://www.alsok.co.jp

徳武産業
http://www.tokutake.co.jp

香川県さぬき市
http://www.city.sanuki.kagawa.jp

 
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